カメラマンのお仕事、はじめました②

協会などに入って、
撮影や編集技術を学び、フィードバックから自信をつけて
例えば起こり得たハプニングと対処法なんぞも
それこそ先人から学べば、もう少し簡単にデビューできる。という事は、
今回の「やってみる」を通して、一番学んだことである。

みんな、自分の心が削られないように「資格」だったり「協会」だったりに課金してるのか…
それも本当に悪くない。
というのが、完全自力デビュー戦を終えた、私の感想である。

あぁ、それでも完全自力デビュー戦の内容については
まぁ、想定内。こんなもん。
学びも、反省も、課題も、色々とあるが
全責任を自分で全うする。という事においての精神的負荷のみが
私の想定外であったくらい。
まぁ、表向き「成功」である。

勝敗は、戦いの前に決す

そんな孫子の言葉があるらしく
詳細について、私は何も知り得ないが
たまにジャンケンでも「負けない空気」みたいなものを感じる事があって
そうすると本当に勝っちゃう経験って、みんな一度くらいはあるのではないだろうか。
あの感覚に少し似ていて、
この(超絶心配性の)私が、これだけの準備をしたのだから、失敗するはずがないのだ。
それでも何が起こっても大丈夫なように、余力までちゃんと準備して
結局は、何事も、起こらないで、無事終了する。
それも全て、その日その瞬間の為に、その日までを尽力したからである。

少し話は変わるが
世の中には「運の良い人」と「運の悪い人」がいると思う。
黙っていても、物事が良い方向に進みがちな人、進みやすい人は
得てして、この孫子の言葉が身についている人が多い。

「人が空想できるすべての物事は起こりうる現実である」
そんな言い回しも聞いたことがあるが
例えば、良いことも、悪いことも、想像した時点で起こりうる現実として捉える。
この時点では、前者にも後者にも、同じように降りかかっている運も、
起こりうるかもしれない現実の、その対処法を「良い結果」として、その先に想像出来るか、否か。
その力があるか無いかで、
もしもの時の結果に大きな違いがあるのではないだろうか。

やー最悪、こーなったら嫌だなーと思ってるんだよねー
マジでそれなったら、ヤバい。無理。
と思いつつ、ま、たぶん大丈夫なんだけどさー

と、口では言っていても
本当にそれが起きた場合に、どう対処するのか。
その答えを持ってさえいれば

マジでヤバかったねー
最悪、どーしよーかと思ったけど
あれ準備しといて良かったー
結果、めっちゃいい感じになったし、結果オーライ的な?

という、何が起きても、マイナスをプラスに変えていく事が出来る。
それを「危機回避能力が高い」とか
私の場合には「匂いで感じる」とかいう表現をしてしまうが、
そういう場面を繰りかえすことで
段々と感覚的に悪い物に近づきにくい身体が出来上がる。

運の良い人にだけ、不幸が巡っていない訳ではないのだ。

幸も不幸も、皆に平等に降り注いでいて
良い匂い、悪い匂い
良い気がする、悪い気がする
そんな感じで、
「運の良い人」は
無意識に、危機回避能力を発揮して、無意識に、良い方向に進む。

逆に言えば
「運の良い人」
「運を味方につける生き方」は、
思考と行動の選択訓練さえ積めば、案外と習得が可能である。

あぁ、話しが逸れた(笑)

とりあえず、デビュー戦が無事終了し、
次の撮影の予約もきて、なんとか順調に数件の場数を踏んだところで、
さて、そろそろ有料サービスに踏み切るときである。

ここまでは、知人友人の繋がりもあって
しかも「無料」なのだから
モニターさんを見つけることはそんなに難しい事ではなかった。

再度訪れる「サービスと価格設定」の適正化問題。

この部分決めるの、私苦手だな…と実感しつつ、
この頃の私のiPhoneには、売れるを作る方法だの、その価格適正ですか?だの
一番売れる価格表示の方法は?だの、
ほんと、AIってお利巧(笑)と思わせられる広告ばかり目立つようになっていた。

さっさとそれらしい本でも読めよ。と
未だに自分に思わない訳ではないのだが、
誰かの出した「答え」が自分に適切だとは限らないわけで、
なんとなく、自分の中にしか「答え」はないような気もして、
結局は、自問自答を繰り返す事が、
無駄ながらも適当(適宜、当てはまっている)であって
ゆっくり「答え」を模索する事を自分に課すのが
なんだか今の自分に必要である気がした。

「本に書いてあった」よりも
「私はこうやって、自分で経験した」ほーが
人間的に重みがあってかっこいいじゃん?

理由なんて、そんな感じで、充分だと思う。

 

 

つづく

 

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